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Let's Get Lost

僕に力をくれ、もっと強くなってみせるから

GOT7 "Never Ever" に関する偉そうな独り言

ああ~書きたいことが溜まっていく。根っからの記録中毒なので、外的な刺激に対しての自分の反応は全部言語化して残しておきたいタイプなのだが、そういう意味でいうとアイドルというのは刺激が強すぎて、言語化にも莫大なエネルギーを要するのだ。そもそもからしてアイドルは芸術的な、抽象的な存在として発信されるので、読書感想文とかよりずっと難しい。この記事だって書くのに10日くらいかかってますからね。執筆効率あげたいんだけどな。どう考えても需要と供給が歪な関係にある。どうでもいいけど、ハングルばっか見てるせいで、歪って漢字がハングルに見えるんですよね。なんなら推しの준(ジュン)って字に見えるんですよね。

色んな作品を観て、そのたびにびんびん琴線を揺らされる。とんでもない世界に足を突っ込んでしまったものだ、と思う。今年はSMが本気を出して怒涛のカムバをかましてくるようだし、他グループにしてもカムバの噂を耳にする。大本命セブチもそろそろだと思われるし、どうにかして早く就活を終わらせないと、私の未来を棒に振ることになりかねない、冗談抜きに。適度に追いかけるという器用なことができないのだ、私は。

ということで、セブチのイルコン感想レポもひとまず後に回して就活に集中しようと覚悟を決めたはずだったのだが、先日公開されたGOT7の新曲があまりにも良すぎて、筆を執らずには居られなかった。本当はBTSの新曲が出た時点で衝動に駆られてはいたのを我慢していたのに…。ということで、GOT7の新曲についての超個人的感想録。BTSの "Spring Day" と "Not Today" もこれまたすんばらしく素晴らしいので、そのうち書きたい。

本題に入る前に、この記事は一介のニワカが書いたものだということを、あらかじめ断っておかなければならない。どれくらいの人が読んでくれているのかわからないけれど……。とにかくこのブログは主観的な言葉ばかりなので、正確性とか求められたら困る。がっせに関しては、メンバーの見分けはつくけれどCDは買ったことがないし、本名や年齢の順列すらも怪しい、というレベルだ。タイトル曲のMVはそれなりに見ているけれど、これ以上ハマったら私の生活が立ち行かなくなるという危機感から、努めて突っ込まないようにしている。調べたら終わり。練習動画とか見始めたら終わり……。

そんな感じでゆるっと追ってますが、がっせで推してるのはユギョムです。初めてがっせを観た時に好きだと思ったのはヨンジェなんだけど(顔がドストライク)、HIT THE STAGEで踊るユギョムを観て落ちました。死ぬほどかっこいい。

この子182㎝と長身なうえに、手も足もばかみたいに長い。これはダンス歴の長い友人に聞いて知ったんだけど、身長が高くてリーチの長い人というのは、そうでない人に比べて動きをまとめるのが難しいらしい。素人考えだと、振りが大きく見えるから巧く見えるものかと思っていたのだが、逆なのである。(確かにチャニョルを考えてみればわかる)

それでこの巧さである。ちなみにひとつめのリンクは、K-POP界の並みいるダンス強豪勢を抑えて堂々のファイナルマッチ優勝を果たしたステージ。ファイナルマッチ優勝ですよ?すごくないですか。すごいんですよ。

でも他のステージもめちゃくちゃかっこいいので暇な人はぜひ見てください。ちなみに私はこれでNCTのTENくんも気になっているところです。彼も表情がとっても素敵。手を出したら終わりだと思って堪えてます。

2つ目とか、周りの衣装がド派手なのにユギョムはシンプルにスリムなブラックで勝負してくる辺り超かっこいいでしょ…。踊るときの表情をしっかり作りこむ人が好きです(悲しいかな、元恋人の影響である)

やべ、本題に入ってもないのに長く書きすぎた。仕切り直してがっせ全体の話に移る。

がっせが素晴らしいなあと思うのはずばり、声である。それぞれの声がかなり特徴的で聴き分けやすいこともあるのだが、何よりもグループ内の声質のバランスが素晴らしい。

優等生的で透き通った声のヨンジェと、浮遊感のある声質のジニョン。この二人は、声に含まれる息の割合が高くて、触れようとしてもすり抜けてしまうような不安定さが似ている。聞いていて不安になる、っていうことではなくて、雲みたいな感じなのだ。でもヨンジェの声は無色透明だとしたら、ジニョンは青。ヨンジェの声は中心から外に向かって広がっていくけれど、ジニョンの声は周りから包み込んでくるような感じがあるというのが違うかな。とにかく空とか宇宙とか、そういう空間的な広がりのある声だと思う。

JBは同じくボーカルラインでありながら二人とは完全に異質で、どちらかというとラップラインに近い。芯がしっかりと通っている、実体として「そこにある」感じがする声。

ユギョムの声質はヨンジェ・ジニョンとJBの間の、どっちかというと前者寄りに位置するのかなぁ……曲によって意識的に声質を変えて歌うタイプな気がする。芯はあるけど、ゴムみたいに柔軟で変幻自在。それこそ、この曲の歌い出し部分はJB・ラップ側に尖らせてきてるし、逆に "니가 하면" なんかはヨンジェ・ジニョン寄り。

対照的に、ラップライン3人は、なんというか直線的で鋭いし硬い。ヨンジェ・ジニョン(+ユギョム)の声が立体的で、空間に存在するすべてのものを等しく振動させるものだとしたら、ベムちゃんやマーク、ジェクから発された音は寄り道せずにまっすぐ耳に届くような感じ。あ、ジェクは硬いけど尖ってはないな。ただ質量が重い。この3人は総じて地に足の着いた安定感がある声質なのよね。

空属性のヨンジェ・ジニョン・ユギョムと、地面属性のベムちゃん、マーク、ジェク。間に入るJBはさしづめ地面に根を張り空にのびる木とでもいえるのかな?さすがリーダー、がっせワールドの幹ということか(むりやり)。

前置き(?)が長くなったが、新曲 "Never Ever" である。とにかく上述の声質のバランスの良さがとても活きた曲だと思うのです。

いやぁ…めちゃくちゃ良い。ユギョムのちょっと歪んだ歌い出しがすんごく良い。がっと掴まれた。ゆがんだ、じゃなくてひずんだ、ね。そこからのジニョン、そして地面属性ジェクと、パートの割り振りが秀逸。

ヨンジェ、さらに歌巧くなってないか…? "Ever gonna make you cry" って歌うところの声の伸び方がすごく綺麗。雑音が一切入らない感じ。

Flight LogシリーズもDepartureからTurbulenceと来て今回Arrivalということで一区切りついた感じがあるけれど、この後は新しいコンセプトになっていくのかなあ。このシリーズのコンセプト、ものっすごく好きなので、そうだとしたら残念だ。

というのも、2016年3月に出した "Fly" (5th Mini Album "FLIGHT LOG: Departure" 収録曲) 以降の、がっせワールドの確立っぷりが凄い。

それ以前のタイトル曲である "A" とか "Just Right" も可愛くて好きなんだけど、まぁ王道アイドルソングって感じなんだよね。でも "Fly" からの "Hard Carry" 、そして今回の "Never Ever" の流れは、うわ~、これががっせだ!って思った。たぶん、他のグループにはあの空気感は再現できない。

色調のバランスを崩して非現実感とかグループの個性を演出するのはメジャーな手法だが、特にFlyとNever Everの色調設定は絶妙だ。

Flyを初めて観た時、今までのがっせっぽくないなと思った。ところが、今回のNever Everを観て腑に落ちた。こっちが彼らのいるべき世界だったのだ、と。ちょっと土埃に煙ったようなくすんだ空をバックに、広々とした滑走路。色温度は若干高め、緑寄りに色がかぶっている。ついでに、若干明瞭度も下げてるよねこれきっと。コントラストゆるめ。

がっせって、良い意味で俗っぽい雰囲気をまとっているな、とこれを観て思った。綺麗すぎないというか、作り物感が薄いというか、曲と素の彼らとのギャップがないというか。「アイドル」という単語から連想するアイドルじゃないというか。

だから、Flyのこの空は、すごくしっくりくるものだったのだ。抜けるような青空でもなければ暗雲立ち込める曇天でもない、闇夜でもない、この妙な生々しさ。それでいて、どこか非現実的な違和感を伴う。ほとんど同じなのに小さなことが食い違っているパラレルワールドにいるような、現実と夢との境界線の曖昧さを感じる。でも、どれが現実でどれが夢なのかわからない。この微妙さ、危うさが、MVを観れば観るほど快感になってくる。

続く2作目のタイトル曲、2016年9月リリースの "Hard Carry" は、"Fly" とは対照的に彩度を強くしてコントラストを上げた色遣いで反対方向に振り切ってくる。THE ごりごり系。ヨンジェがつらいやつだなって見た瞬間思いました、はい(笑)

そこからの今回の "Never Ever" は、両極端だった前2曲を踏まえて落ち着いたなぁって感じ。全体的にすっきりした。"Hard Carry" 単体はそこまで好みじゃないのだけど、Flyとこいつありきでの今作だと言っても過言ではあるまい。今回のビジュアルティーザーが、それぞれを踏襲した2パターンを出してきていることを鑑みても、3つのバランスを意識しているのは明らかだ。

あのね~、ビジュアルが最高です。左側のFly系のビジュアル、この空の色ですよ!

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マークはさらにイケメン度増してるし、ユギョム美しすぎる!あとヨンジェがドツボ。この子どんどん垢ぬけていく。好きです。
どうせならと年齢順に並べてみたんだけど、ヨンジェ、94lineくらいだと思ってたわ。96なのね。

これ以外に2人ペアのビジュアルティーザーも上がっていてそっちも劣らず最強なんだけど、省略。これ以上長くなっちゃ救いがないからね。 

Flight LogのアルバムティーザーMVで終始意味深なジニョンくんがどうにも気になったので、アルバムティーザーを全部観て、解釈を色々ググってみたりもしたのだが、いまひとつしっくりくる答えは見つけられなかった。自分でも考察してみようとしたものの挫折。誰か考えて……。

この3作を通して思ったのは、あからさまな恋愛曲じゃない方が彼らの良さが出るな、ということ。"Fly" も "Never Ever" も、素直に歌詞を読んだら恋愛曲ではあるとはいえ主題はそこにない気がするんだよな。なんていうんだろう……体裁整えるのに恋愛というテンプレートが使いやすかっただけという感じというか、恋愛のこと歌ってはいるんだけど、心を全部そっちに支配されているような浮ついた若さを感じないというか、とにかく全然それっぽくない。あくまで主観だが。 "Hard Carry" に至っては完全に恋愛曲ではないし。

たとえばセブチの "예쁘다" とか、"아주 NICE" とか、ばりばり相手の女の子ありきの歌詞だし、がっせでも "A" や "Just Right" とかは間違いなくそうだ。さっきも書いた通り、いかにもアイドルが歌う恋愛曲。

それが "니가 하면" で関係を断ち切って、一皮むけた感じがあった。

からのFlight Logシリーズに入って今までと決定的に変わったのは、彼らの存在が他者に依存しなくなった、自立したという雰囲気かもしれない。しかも、シリーズが進むにつれてその感覚はどんどん強まっている。洗練された、精製されたGOT7がどんどん出来あがって来ている。"Never Ever" を観て感じた興奮は、そのことに対してに他ならない。

そう考えると、このがっせワールドの確立に至るまで、すごく計算されているな…。 "Girls Girls Girls" から始まって "A" "하지하지마" "Just Right" と、他者に自己を規定されていた少年たちが、"니가 하면" で恋愛と自己を切り離して、"Fly" で飛び立つっていう一連の流れがきちんとある。鳥肌ものでしょ。

K-POP歴が浅いもんで、この1年ちょっとで得た付け焼刃の知識しかなくて、いまひとつこの世界のことを理解しきれていないのだけど、グループのプロデュースってそういうところまで考えて行うものなの?凄い世界にはまっちゃったなあ…。

ともあれ、だからこそFlight Logが着陸してしまうのがとても残念なのだけど、同時に、次にどんな姿で帰ってくるのかがとても楽しみでもある。

ジャクソンが休養を延期したというニュースが昨日発表されていたけれど、7人の完全体での "Never Ever" も楽しみにしているよ。ゆっくり休んでね、じぇく。

最後にTHEアイドルソングと書いたJust Rightの音楽番組を貼って終わりにしまーす。

いや、かわいいよ?良い曲だし。でもがっせには、なんていうか、可愛すぎるんだよなあ……このコンセプトでセブチにやってほしい…!!!絶対可愛いから!!

あ~~~~~長かった!ここまで読む人いる?いないでしょ?
たぶん私は文章を短くまとめるのをもう少し練習した方がいいです。おかげで、就活で400字以内の文章をたびたび求められて超苦戦してます。というわけで、いかにがっせの新曲が素晴らしいかという話でした。あんにょん!