Let's Get Lost

僕に力をくれ、もっと強くなってみせるから

生きているんだ、愛せるか

日頃、あらゆる鎖を自分にかけている。それは自分がどう生きたいかという信念に基づいた、対外的なものである場合もあるけれど(たとえば差別を容認しないだとか、他者を断罪しないだとか)、もっと個人的なものであることが多い。漢字表記にする文字と、ひ…

190720

生きるって、なんだったか。こんな生き方をしたかったわけではない、とその感覚ばかりを毎日やり過ごしているけれど、どんなに風に生きたかったのかはもう忘れた。 25歳。結婚とか、出産とか、はたまた社長になっていたりとか。とっくに言葉をかわさなくなっ…

塗りかえて世界

金曜の夜、飲み会を終え、片付く気配のない仕事をどう週末のあいだに殺そうか考えているうちに、最寄り駅についていた。先月末に閉業した惣菜屋の建物はいつの間にかすっかり取り壊されていて、建物と建物のあいだにぽかりと居心地の悪い、唐突な空白が生ま…

190428

安宿の、けっして快適とはいえない寝心地のベッドで目が覚めたのは11時になる頃だった。そこからまたしばらく微睡んで、正午をまわってどうにか宿を出た。睡眠をきちんととると、こんなにも体は軽いのか、と驚く。予定は何も決めていなかったので、宿から大…

190401 夜が明けて春

日付が変わった。多くのひとにとっては新しい一年のはじまりのようだ。私にとっては次の一週間、次の一ヶ月のはじまりに過ぎないけれど、周囲のどこか心もとない空気に感化されて、少しばかりうしろを振り返ってみることにする。ちょうど2年前、大学院を退学…

IMFACT Live Tour Tokyo 参戦記

行き場のない感情が暴れまわって、先週の水曜日は帰宅してからずっとため息ばかりついていた。吐息にのせてどうにか体の外に逃がそうとするんだけど、それまでのことを思い出しちゃってうまくいかなくて、そうだこういう時のために言葉があるんじゃんと思っ…

190311

あの日から8年、とかいって、先週は特集を見ては毎朝泣いていたのに、今日になってみたらあっさりと2時46分は過ぎていった。その瞬間だけ、パソコンのキーボードを打つ手を止めて、目を閉じて祈ってみた。あたりは、その前までと寸分たがわず仕事の話でざわ…

190308

2年ぶりくらいに、学生時代の後輩に会った。けっして関わりが深かったわけでもなくて、でも誰よりも色んな話を聞いてもらった相手だ。口数が多いわけじゃないけれどぽつりぽつりと話す彼に引っ張り出されるように、やっぱりこの日も気がついたらいろいろな話…

女 #1

自分のことをフェミニストであると認識したのは、ごく最近のことだ。それまでは、自覚せずとも生きていける世界にいた。「私」であるよりも前に「女」として見られることは、私の生きてきた世界ではあたりまえではなかった。だけど、一歩ユートピアの外に出…

一年の計は本日にあり

去年は年のはじめに目標を立てることはしなかった。だって、生きるつもりがなかったし。でも、もう死ぬのはやめにしたので、2019年の夢を見てみるのもいいんじゃないかと思って書いてみる。機を逸した感じはあるけれど、まだ10ヶ月残っているし、いいよね。…

190211

言葉をつかうのも習慣づけていないと、どんどんうまく使えなくなる。書きたい気持ちはあるのに、すとんと収まる言葉がうまいこと引っ張り出せなくて、輪郭の曖昧な感情の塊が体の中でぐるぐるしていて気持ちが悪い。怪物を体の中に飼っているみたいだ。ちゃ…

190120

打上花火が好きだ。皆が同じように空を見上げて、華が咲くたびにそこかしこから歓声があがる。きっとこれから生きているあいだには二度と出会うことがないかもしれない人たちと、その刹那だけは同じものを見て、同じものに心を躍らせる。見ず知らずの人たち…

生命活動記録総集編2018

2018年があと4時間で終わる。数年ぶりに紅白をいちばん最初から見ているけど、知らないアーティストばかりで、いかに自分が日本の音楽シーンから遠ざかっていたかを感じてすこし面白い。今年の夏、みんながこぞって平成最後ってハッシュタグをつかっているの…

11と12のあいだ

10年ぶりに自傷行為をした。この10年間も、波はあったけど衝動がゼロになったことはなくて、ただ時間が痛みを忘れさせていくうちに怖さの方が勝って、せいぜいカッターを持つところまでだった。やってみたら案外痛くなかった。全然。なんだ、そんなもんか、…

181211

ぎりぎりのところにいる。ぎりぎり、だめな方。暇だった一年目がうそのように、仕事が、それはもうめちゃくちゃにしんどい。ニュースで残業が80時間とかって耳にしていて、一体どんな地獄なんだろうと思っていたけど、毎日4時間くらいの残業なんて簡単に超え…

BTS LOVE YOURSELF参戦記

友達に誘ってもらって、BTSのコンサートに行った。彼らのことを私はあまりよく知らない。好きな曲もたくさんあるのだけど、近づきすぎてしまうときっとしんどいだろうなと思っているから、意図的に距離を置いている。とくに最近は、ちらほらと流れてくるもの…

181113

昨日、たまたまテレビをつけたら、売れっ子脚本家の密着番組をやっていた。仕事は終わっていなかったのに、つい見てしまった。他人の創作過程を垣間見る機会はそうないから、こういうのはつい興味をひかれてしまう。だけど見るほどに悔しさの方が募った。ど…

181024

高校時代の親友の誕生日だ。めっきり連絡をとらなくなってしまった今でも、こういうのは忘れないらしい。もう、彼が親友という言葉を聞いて思い浮かべる相手は私じゃないんだろう。あの時は変わらないと信じていたものは、こんなにも簡単に別れてしまう。誕…

恋の翼を失ったので

恋とよぶにはいささか未熟な感情を、この数ヶ月ずっとひそかに抱いている。でも、その人との関係性に発展を望んでいるわけではない。望まない、といったら嘘になってしまうけれど、多くを望まずに今の関係を続けることの方が幸せなんだろうと思っている。他…

181012

いつだって週末は待ち遠しいけれど、今日はとくに嬉しく感じる。 退社したのはいつもより少し遅めだったけれど、もうご飯を自分で用意しなくてもいいことにしたから、少し気は楽だった。明日は休みだから帰りが遅くなっても困らないし、浮いた時間を何に使お…

181011

疲れた。あと一日会社に行けば休みだけど、なんだかとても疲弊している。早く寝たほうが良いのはわかっているのに、体力ではない何かを癒したくてミルクティーを淹れた。 生きるって決めて、でもそんなに今までと変わることがあるわけじゃないだろうと思って…

181007 / 08

今日こそは文章を書くぞ、と意気込むのに、なんでかいまひとつ気持ちが乗らなくて断片ばかり量産してしまう時期というのはちょくちょくあって、この一週間はずっとそんな感じだった。帰りの飛行機は宇多田ヒカルがいかに天才であるかについて考えていたら終…

181001

また立ち上がれなくなった。さっきスーパーで買ってきた挽肉、まだ冷蔵庫に入れていないのに。でも、いつもみたいに気分が落ち込んでいることから来る無力感じゃない。ただ、自分の中に起きた変化の大きさに、呆然と立ち竦んでいる。 これまでにも何度もこの…

190930

眠れない。全然、眠れない。台風のせいではない。風の音なんてこれっぽっちも耳に入ってこないほどに、好きな人の歌声で神経が支配されているみたいだ。 台風がもたらす低気圧とか、軽い風邪とか、生理前のホルモンバランスとか、そういうものがもたらす鬱屈…

180929

ひとり孫である私は、祖母の希望の星である。血の繋がりがあるとはいえ他人の希望を背負うなんて重たくて嫌なのだけど、祖母はたぶん私のことを世界一賢くて美しくて強い女か何かだと思っているので、もはやそれは私ではない。だから、適当に良い話ばかり、…

180926

仕事のことをずっと考えている。いっそお金のためと割り切りたいけれど、その覚悟はまだ出来ていない。起きている時間の半分近くを死んだように過ごす覚悟なんか、そう簡単にできるわけがない。かと言って、どうすれば楽しいと思えるのかもわからない。先輩…

180925

随分と冷え込むようになってきた。それでもまだコートを着るほどでもない気がしていたけれど、今朝は会社までの道を歩いていたら団栗が落ちているのを見つけたから、そろそろ着てもいいかもしれない。帰りにスーパーに寄ったら、柿が並んでいた。前に祖母が…

180924

10時に目覚ましをかけていたが、起床したのは11時。目覚まし時計のアラームはしっかり切られていたから、どうやら寝ぼけて止めたらしいのだけど、さっぱり記憶がない。そんなにハードなスケジュールの旅ではなかったけれど、やはり日常と違うことをすると疲…

180923

8時に起床、しばらく硬いベッドで微睡む。共用スペースで朝食をとっていたらしい家族連れの声が賑やかだったおかげで、そこまで深い二度寝をすることはなかった。安宿の壁は薄いのだ。9時過ぎに毛布を抜け出し、共用スペースでテイクフリーになっているトー…

180922

夜の暗さよりも、朝の暗さが好きだ。明度にさしたる差はないのだろうけど、朝の闇はなんだか柔らかいと思う。あと数時間もしたら光に掻き消されてしまう切実さを伴った紺色の空が好きだ。でも、夜がとくべつに好きなわけではないし、夜に向かっていく夕暮れ…