Let's Get Lost

僕に力をくれ、もっと強くなってみせるから

欠陥製品

付き合っていた人にフラれてからそろそろ2か月くらい経つんだけど、あんなに調子よかったメンタルがどんどん下降してきている。別にその人のせいだけではないけれど、きっかけだったのは間違いない。大学院に通えなくなってから10ヵ月、やっと普通の生活ができるようになってきたと思ったのに。また逆戻りだし、結局自分の根本は何をしようと変わらないんだなというところに行きついて、もう直したいと思う気持ちすら萎えている。4年戦っても勝てなかった、もういいよ。

母親が私の扱いに困っている空気を感じる。そうだよね、やっとの思いで引きずっていったカウンセリングで8ヵ月かけて、やっと娘が回復して元気になったと喜んでいたらまたこれですもんね。母は利口な人だと思うし、私がどんな状態であれ一貫した態度を取ってくれる人ではあるけれど、だからといって、その後ろにあるものまで隠しきれているわけじゃない。最近は親と会話をするのも億劫で、最低限しか口をきいていなかったけど、今日は珍しく昼食の時にちょっと他愛のない会話をした。それだけで、彼女が安心しているのがなんとなくわかってしまって、不愉快だと思った。

まだ親を嫌いだと言い切る勇気はない。というか、別に嫌いではないと思う。少なくとも、死んでほしいとかそういう風には思っていない。両親には幸せでいてほしい。ただ、その幸せに、私を含めないでほしい。親子という関係性が心底重い。

かなり長いこと、親を神格化してきた。親が自分と同じように感情を持った人間であるということを理解したのは、人よりずいぶんと遅かったように思う。まぁ、どれくらいの年齢が一般的なのかは知らないけど、発達心理学的に親と自己を切り離すのが自我同一性の確立の一プロセスとして考えられるのならば、思春期がそうなのだろう。けれど少なくとも私は二十歳になるまで親を疑うということを知らなかった。彼らの言うことならば絶対であり、間違いのないものだと信じていた。私の意思はすなわち親の意思だった。自分だけでは何も決められなかった。大学3年くらいまでは毎日の服すら親に決めてもらっていた。私の人生が私だけのものであったことはなかった。初めてのセックスの相手も、それがいつだったのかも親は知っている。後から知ったとかそういう話ではない。リアルタイムで把握されている。だって、恋人と国内旅行に行くのに泊まるホテルの名前を報告しなきゃいけなかったんだから。

しかも、両親はその「完璧な親」を文字通り完璧に演じてきた、私が疑う余地などないほどに。特に母親が感情的になったところを、私はほとんど見たことがない。叱られたことはあっても、怒られたことはない。母は私にとって完璧な人間だった。私が母に唯一勝てると思っているのは学歴だけだけど、実際それすら親の課金で手に入れたものであって、私の実力ではない。

親への信仰を打ち砕いてくれたのは、大学4年の時に少しの間だけ付き合っていた人だった。その人は一人暮らしをしていて、私はしょっちゅう遊びに行っていた。でも、外泊はしなかった。帰りたくなくて終電を逃しても、私の中に帰らないという選択肢はなかった。親が外泊を禁じていたから。その人は、「葵利はどうしたいの?親は関係ないでしょ、葵利がどうしたいかが大事でしょ」と言ってくれた。その人としてはごく当然のことのつもりだったのだろうけれど、私にとっては世界が変わった瞬間だった。なんだ、そうか。親と価値観が違っていてもいいんだ。親からかかってくる電話を全部無視して、携帯の電源を落として、その人と一緒に眠った。朝起きたら「住所を教えなさい、車で迎えに行くから」というメールすら入っていて、ドン引きした。娘が思い通りにならなかったというだけで血相変えて、なんでこんな必死なんだろう、この人。そう思った。大学4年の初夏の話。その人とはすぐに別れてしまったけれど、今でも感謝している。

それ以来、随分とマシになったと思う。親は親なりに諦めをつけたんだろうし、私は22歳を過ぎて、ようやく自分の人生を自分で歩くということを始めた。もっとも、今でもそれは成功していない。肝心なところで親を頼る癖はなくなっていない。親が都合よく私に接してきたのと同じくらい、私も都合の良い扱いを彼らにしている。

思考停止の妄信をやめたら、彼らは普通の人間だった。

しこたま飲んで帰宅して、トイレでげえげえ吐く父を見てから、酔うほど酒が飲めなくなった。終電を逃した父を母が車で迎えに行くと言って出て行って、妙に帰りが遅い時はどこかでいちゃついてるのかな、と思うようになった。酔って私にダル絡みをする父を見て、会社の若い女性にもこうしてセクハラをしていたらどうしよう、と不安になった。私が外泊して家を空ける時、彼らもセックスをするのかな、と思うようになった。不機嫌な父に八つ当たりをされても穏やかな顔を崩さない母に、この人は一体どれだけのことを言わずに飲み込んできたんだろう、と憐れみを覚えるようになった。

いいんだ、人間なんだから、人間らしくいればいいんだ。酔っ払おうがセックスをしようが悩もうがそれは彼らの人生なのだからどうぞご自由に。仲が良いのも大いに結構。頭ではそう思っていても、心がそれを拒否する。私は、綺麗じゃない彼らを未だに受け止めることができていない。

自分がきちんと自我を確立できてさえいれば、こうはならなかったのだろう。私は親に信用されてこなかった。過保護とはそういうことだ。子どもに対する不信であり過小評価だ。

親に依存することで安心を得ていた私が親から離れるのは、めちゃくちゃ苦痛を伴う行為だ。結局恋愛依存的なところがあるのは、そのあたりが関係しているのだろう。安心が欲しいのだ。一人じゃ不安なのだ。

家を出たい。でなきゃいけない。このままじゃだめだ。

ここじゃ消費者が王様なんだよ

昨日、夜中のテンションで書きなぐっていたら、久しぶりにブログを書こうと思ったそもそものきっかけをすっかり忘れてそのまま寝てしまった。

ZICOの新曲がやべえという話です。

youtu.be

何ってとにかく歌詞がもう、とんでもなくかっこいい。痺れる。

私ヒップホップっていうのがずっとダンスのジャンルの名前だと結構最近まで思ってたくらいにはその界隈に無知だし、ZICOの音楽をまともに聴くようになったのだってたった2,3ヵ月前の話だけど、この人のこのマインドがヒップホップなのかもしれないって、この歌を聴いて思った。言葉を武器にして闘う者の気概を感じる。ラップの巧い下手は私にはまだ判別できないけど、技術とかそういうものを超えてきてる。ダブルタイトル曲のもう片方は、まさしく彼自身を形容するにふさわしい言葉だと思う。この人は、アーティストだ。芸術家だ。

この歌詞は、彼自身に向けて書かれたものだと解釈するのが一番自然な気がする。けれど私は、この詞が同業者に向けて書かれたものに思えた。それも、彼の中では対象はかなり明確なはずだ。自分に向けた言葉を装ってそれをぶつけているのだとしたら、それってものすごく、人間くさいなと思った。それが一体誰を指すのかまでは、一傍観者である私にはわからないけれど、それがもし、私が好きなEXOだったりしたら、もうめっちゃくちゃ興奮するなって思った。

Idolは直訳すれば偶像であり、即ち大衆から崇拝される対象だ。

ZICOが率いるBlock Bというグループを少しググればすぐにタイの寄付金に関する問題発言のエピソードにぶち当たる。彼らにとってはきっと、これから先も避けて通れない楔になるのだろう。活動歴が長いわりに中堅どころに留まっている(あくまで私見です)のは、たぶんアイドルとしては不完全だからなんだろうなと思う。大衆の求める”偶像”ではない。だけど、少なくともZICOの生み出すものは、そんなものを軽く凌駕するだけの圧倒的な説得力がある。

せぶちはアイドルとして振舞うことに余念がないし、それでいて苦しんでいる姿が垣間見えるところが青臭くて可愛いなと思う。EXOは脱退や不参加メンバーのことがあるから、グループ単位での偶像としての完全性には随分とひびが入りつつある印象だけど、それでも彼らはプロのアイドルだ。でも、ZICOは違う。偶像的であろうとするよりも、人間的だ。潔白な人間性を求められる今のK-POPアイドル界には逆行するスタイルなんだろうけど、ヒップホップのHの字も知らない私がそれでも強烈に彼に惹かれるのは、彼から”生”を感じるからだ。綺麗に取り繕われた幻想よりもよっぽど、ぐちゃぐちゃに生きてる、って感じする。すっげえ、かっこいいよ。例えるならなんだろう、夜の海かしら。真っ暗なのに、時々どこかの光を反射して煌めく、そんな美しさ。でも、それはいささか綺麗すぎるかもしれない。それに、そんな偶発的な輝きでもない。ごみ溜めの中で燦然と光を放つ、強さと美しさを兼ね備えた言葉。

youtu.be

私もアーティストになりたい。言葉を武器に戦える人になりたい。

昨日あんな記事を殴り書きしたけど、私はまだ世界に夢を見ていたいんだ。生が眩いエネルギーを持った素晴らしいものだって思わせてくれる何かを、こうして探し続けている。ドルオタ馬鹿にすんじゃねえ。

叫ぶ

このブログはもともと、アイドルのことしか綴らないつもりで作った。内輪の人にしか見せないプライベートなことを綴るブログは別にあって、そっちはそっちでたまに更新したりしていた。でも、なんだか馬鹿らしくなってしまった。そうして細分化して、場所に応じて見せる自分を変えるたび、自分が引き裂かれていくみたいだと思う。変な話だ、私は一人しかいないのに。自分の存在証明のために文章を綴っているのに、それが自分を分断していくだなんて本末転倒もいいところじゃないか。

アイドル垢で政治や社会問題のことはなんとなく言いにくいし、リア垢で「まじ推しの顔面大正義」なんて言おうもんならそれはルッキズムだと反論されそうだからやっぱり口をつぐむ。大体K-POPは、私が現実に生きる世界で主流のフェミニズムジェンダー論とは親和性が低い。

でも、だからってそうやってなんでもかんでも飲み込んでいかなきゃいけないの、いい加減気持ち悪い。私は性的少数者であり、リベラルであり、フェミニストで、そのくせ性別二元論に明確に基づいたK-POPが好きで、男性同士の恋愛にロマンを見出すタイプの人間だ。矛盾してる。矛盾しまくってる。でも、私は叫びたいんだ。私はここに、相反したものを抱えながらも存在しているんだ。言いたいことを言わせろ。ポリコレの追求だなんて、ダイバーシティが声高に謳われるこの世界では机上の空論に過ぎないんだから。その二つは両立できないよ、いい加減気付け。だってそうでしょう、真にダイバーシティが浸透した世界に、そもそも一義的なコレクトネスなんてものは存在しえないんだから。

同じように、世の中に一義的な普通なんてものは存在しない。各々が「普通だと思っているもの」があるだけだ。でも、あなたが考える「普通だと思うもの」と、私が考える「普通だと思うもの」は決して同じじゃない。差異が十分に小さければそれは無視できるかもしれないけれど、本来それは目を逸らすべきではないと私は思う。私はそう思うのに、世の中の大抵の人は、ありもしない普通を信じて、それを他人と共有できていると信じて疑わなくて、それを規範にして平気で生きている。私にはそれが心底理解できない。私の考える普通は、たいていの場合人とは少しずれているらしい。友人は私を普通じゃないという。私はどうやらそうらしい、としか思えない。私は私にとっての普通の中で生きてるんだから。でもこんなことをぐちゃぐちゃ考えている時点で普通じゃないことくらいは、最近わかるようになった。

少なくとも、生きづらい人間だとは自覚している。全部が疑う対象になりうるのだから。母は私が鬱病の類だといった。けれどそもそも病を患っているとはいったいどういうものなのか。病の定義とは何か、とか。私は世間的には割と恵まれた容姿をしているらしい。けれど、何をもって美しいとされるのか、私にはわからない。鏡を見て自分で悪くないな、と思ったことはある。でも私がそう判断する美の基準は、果たして信頼に足るものだろうか。美しいとはどういうことなのかもわからずに美を語る資格などあるのだろうか、とか。延々とそんなことばかり考えて、今日もまた一日が溶ける。好きでこんなことしてるわけじゃない、ただ気が付いたらこうなっていた。

デカルトは方法的懐疑という手段をとって方法序説を書いて、最終的に神の存在証明を試みたらしいけど、その目的はあんまりちゃんと果たされたように見えない。素人目にも詭弁ぽいなと思うものがある。後世の哲学者たちには実際けちょんけちょんに言われているけど、何よりも彼自身がその理論の危うさに気が付いていたんじゃないかと思う。Cogito ergo sumは揺らがないにせよ、それ以外に信じるものがない彼はきっと生きるのが辛かっただろうなと思う。デカルトは信じたかったんじゃないかな。信じる根拠が欲しくて方法序説を書いたんじゃないか。私は神は信じていないけど、愛は信じたいから、そうだとしたらきっと気持ちはわかる気がする。信じるものがある人は羨ましい。クリスチャンの友人や知人は結構いるけど、神にすべてを預けた姿は強い。キリストが罪を引き受けたということの意味は、最近少しずつ分かってきたような気がする。気がしているだけかもしれない。でも別に神じゃなくたって、それが家族だって恋人だって友人だっていい、信じるものがある人は強い。私にはない。そんなものを感じていられるほど、この世界に希望を見ていない。信じることができるというのは、それ自体が一つの才能だと思う。馬鹿にしてるわけじゃないです。うそ、ちょっと馬鹿にしてるかも。こうして斜に構える自分がかっこいいと思っていないわけじゃないし。

関係ないけど、デカルトといえばウォヌがつい一昨日のソウルコンで、ヘナタトゥーで”I think, therefore here I am”を体に刻んでたね。それ自体は有名すぎるくらいに有名な言葉だし、哲学を少し知ってるくらいで深い人間だなんて思わないけど(だってそしたら私が深い人間だということになってしまう、そんなわけはない)、コンサートという場で、あえてその言葉をチョイスするところが、ものすごく好きだと思った。ラテン語だったらもっと興奮したけど。ウォヌは割と仲良くなれるんじゃないかなって思う。烏滸がましい?知ってる。形而上学的な話を延々するのは結構得意なんだ、私は。

言葉は、私のすべてだ。私は言葉を通してしか世界と接することができない。感情なんてものは信じていない、愛なんてものが存在するとも思っていない。人との共感なんて、愛なんて、恋愛なんて幻想だ。人は理解し合えないものだ、ただ本人たちが理解した気になっているだけだ。本気でそう思っている(これも、普通じゃないらしい)。性愛をテーマにした小説を書いている身なのに、自分が信じていないんだから、私の書くものは空虚だ。テクニックだけに物を言わせている感じがする。でも、信じたいから書いているのだとも思う。自分の文章は美しくて好きだけど、でもそれは、人工的な美しさだ。私の文章はきわめて写実主義的だ。それはそれでひとつの美徳だとは思っているけど、本当はもっと抽象度の高い言葉を紡ぎたいなと思う。絵画だって印象派が好きなんだ。

ツイッターで知り合った人で、ものすごく綺麗な文章を書く人がいる。どちらかといえばわりと写実的なタイプだ。でも、テクニックも確かに優れているけれど、それだけじゃない。精緻な描写の裏から薫る、書き手自身の豊かさみたいなものがある。その人は同い年らしい。会ったのは一度だけ。なのに、私はたぶん、半分くらいその人に恋をしているんじゃないかと時々思う。なんてね。恋が何だかもわかっていない癖にこんなことをほざくのは、恋がなんとなく美しい話に仕上げてくれる万能調味料だからに過ぎない。

私にとってただ唯一確実なのは、生きるのがものすごく面倒だということだ。大学院での生活が死ぬほど肌に合わなくて、毎日毎日本気で死ぬ方法ばかりを考えていた私を見かねて、母は私を心理カウンセラーのところに引きずっていった。その甲斐あって、積極的に死を望むことはなくなった。母は私が元気になったと喜んでいる。でも、あれは、ただの対症療法だったと思う。ごめんね母さん、私は何も変わっていないよ。ただ、辛く感じる感覚が少しだけカウンセリングによって麻痺させられただけ。だから、前みたいに辛くない。毎日泣いたり、ヒステリー起こして壁に頭をがんがん打ちつけたり、自分の腕に血が出るほど爪を立てたりすることもない。辛くないはずなのに、まだ死にたい。

というか、死んじゃいけない理由がわかんない。死ぬのも面倒だし、苦しいのも怖いのも嫌だから仕方なく生きてるけどさ。周りの人が悲しむから?そんなの知ったこっちゃない。周りの人の悲しみは私には関係ない。死んでしまえば尚更だ。大体、私が死んだところで周りの人はそのうち立ち直るし、世界は私の死くらいじゃ変わらない。生を美化していなきゃ世の中死にたがりで溢れちゃうから、世界はいかに生きることが素晴らしいかを教え込もうとするけど、世界はクソだとしか思えないよ私には。

私が絶対に子どもを産むまいと決めているのは、こんな思いをする人間を、この世にこれ以上増やしたくないからだ。今の社会に、すなわち子どもを産まないという選択肢もだいぶ市民権を得てきたこの時代に、なお子どもを産むというのは、100%親のエゴだ。そうして望みもしないのにこの世界に強制的に存在させられてしまったわが子に、生まれてきたくなどなかったなんて言われた日にゃ、想像するだけできついものがあるよね。自分の話だ。とんでもない親不孝だという自覚はある。でも、そもそも産んでくれと頼んだつもりもない、育ててくれと頼んだつもりもない。親がそうしたかっただけの話だ、そこに私の意思はない。彼らが望んで生まれてきた私が、今生きている。これ以上、親孝行を要求されること自体が理不尽だと思う。最低でしょう?でもこれが私の感覚だ。

私は確かに両親に望まれ、愛されてきた。らしい。だからこんなのはただのわがままであり贅沢なのだという批判があるかもしれない。もっと恵まれない人だっているんですよ?うるせえ黙れ、以外返す言葉はない。何が贅沢で何が幸せかなんて、誰にも決められないのに。大体、愛されてきたから同じ分だけ愛し返さなくちゃならないだなんて、一体だれが決めたんだ。それが「普通」だから、か?クソくらえ。

そもそも彼らの愛がエゴではないと言い切ることは私にはできない。彼らは、自分たちが私に愛情を注ぎ込んできたと信じている。私を人間としてある程度まともな状態に育てるために膨大な時間とお金をつぎ込んできている。果たしてそれは愛なのだろうかと疑ってしまう私は、やっぱり最低な娘なんだろうと思う。もっとも、愛が何なのかをわからない私には、それが愛なのか、それともそうでないのかを判別する術はない。だったら彼らの信じたいものを信じさせてあげてもいいのかな、とは思うのは、私にぎりぎり残った優しさだ。だからなんだかんだちゃんとした会社に就職してあげる。でも、そこで終わりだ。もう終わり。私は親と関係ない人格として生きていきたい。親に規定される自分はうんざりなんだ。とにかく、子どもなんか産むものじゃない。

生きるのやめたい、でもやめる勇気もないから私は今日もひたすら言葉を綴って、アイドルに溺れる。いい年して、年下の少年たちに熱を上げているのが、社会的には褒められたものじゃないことも知っている。あと何年、こうして生きて行かなくちゃいけないのだろう。

KCON参戦してきた

前回の記事から1ヶ月が経ち、EXOのペンミも終わって(推し不在とはいえそれなりに楽しめた)、私事だが就活も区切りがついた。得体の知らない焦りに追われて一日が過ぎていくから、ふと後ろを振り返ると過ぎ去った時間の大きさに驚く。気付けばセブチは!いよいよ!今日カムバ!!

カムバに関しても書きたいことは山ほどあるが、何はさておき昨日のKCONの参戦記録をば。とにかく今日のカムバ前にこの記事を完結させたいから文章を練る余裕などあったものじゃないけれど、もうしーらないっ!タイムリミット、あと3時間(笑)
カムバしたらこれどころでなくなるのは火を見るよりも明らかで、かといって、文字に残さずにおくにはあまりにも勿体ないのだ。だって、とても楽しかった。

5月21日、KCON最終日。セブチペンの友人と3人で参戦した。3人ともほとんど他のグループには興味がなくて、そもそも誰が出るのかもちゃんと知らないという状態で臨んだのだが、セブチ以外もばっちり楽しんできた。

冒頭のMCが我らがヒップホップチームだったので、テンションは一気に上昇。イルコンの時の反省を活かせず、初っ端から叫びすぎて喉から鉄の味がする。私の隣にいたお客さんはペンタゴンペンだったようで、あまりの私の騒ぎっぷりに若干引かれていたような気がするが、なりふり構っていられなかった。うるさくしてごめんなさい。

もうとにかくウォヌがえげつないかっこよさを発揮していた。どれくらいえげつないかというと、この日まで「ウォヌはあんまりときめかないんだよね……」と言っていたバーノンペンの友人が「やばいかっこいい何あれ?」って興奮するくらい。実は密かにウォヌも推している私、ずっと彼女にウォヌは最高だって言い続けてたんだけど、やっとそれが伝わったようで嬉しいです。ふふふ。にしても、あまりの機嫌のよさに、最早嬉しさとか通り越して心配になるレベルで笑顔大炸裂していた。あんなウォヌ、そうそう拝めるもんじゃない。


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©SAINT

さてさて、バーノン不在は残念だったけれど、ヒポチのおかげでウキウキと始まったKCONです。

実は、参戦しようか、一瞬だけ迷ったのだ。セブチ以外のグループには疎いし、たった数曲やるだけのセブチに会いに行くためだけに一万も課金するのかぁ、って。まぁ、会いに行ける距離にいるのに行かないなんて選択肢はやっぱりなかったから、そんな迷いは一瞬で霧消したんだけれども。でも、実際に行ってみると、単独コンサートとは全然違う魅力があるんだなってことを実感できた時間だった!

特にペンタゴンとブロビ、ヨチンは生で見ることができて本当に良かったと思う。グループ名は知っているし、代表曲くらいはなんとなく耳にはしたこともあるけれど、単コンに行くほどでもない、というくらいの位置づけのグループのパフォーマンスを生で見られる機会って、結構貴重だものね。

 

PENTAGON

ペンタは、Triple Hのビジュアルティーザーを何度かツイッターで見かけていて、イドンくんはすごく印象に残っていた。チャーミングなそばかすにポップな色使いと死んだ目のちぐはぐさが最ッ高だなと。まぁイドンって名前を知ったのはKCONから帰宅してからだったのだが。

で、改めて"365 FRESH"を見たら、もうこれが超ドツボにハマる曲で!!バックに入っているちょっとファンク調のカッティングギターとかものすごく私好みの楽しい音で、そのくせMVの退廃的な世界観が凄まじいまでのギャップ!少し調べてみたら、本国では刺激的だと批判も受けたみたいですが(だろうね)大好きです、こういう病んだ感じ。ヒョナのおっぱいがエロくて最高(そこ)

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って、ペンタの話じゃなくてTriple Hの話になっちゃった。

そんなわけでなんとなく目で追ってしまったイドンくんね~、ダンスの絶妙な力の抜き具合に手練れな雰囲気を感じた!ぬるっとゆるっとキメる感じがかっこよかった。あとペンタゴン、日本人のメンバーがいるんだね!そのせいかわからないけど韓国人メンバーもかなり日本語が上手で、やっぱり単純にわかる言葉で話してくれるのは嬉しいなぁなんて思っていた。

もちろんペンタの曲も帰宅してちゃんと聴いたよ!デビュー曲がゴリラって、なかなかのインパクトだと思います。で、ゴリラもだし、감이 오지とか예쁨とかもそこはかとなくファンキーで良き。ちゃきちゃきサウンド大好き人間なので。昨年デビューということで割と最近のグループではあるけど、グループの音楽的な方向性が結構わかりやすいというかはっきりしているのは魅力的だと思う。タイトル曲しか聴いてないけど← でも、きっとこれから活動を積み重ねていく間にどんどん新しいスタイルを開拓していきそうな雰囲気のあるグループでもあると思った!新曲はチェックしていきたい。

 

GFRIND

ヨチンは一番最近のFINGERTIPがとっても好きで、曲もちょくちょく聞いてたので生で聞けて楽しかった〜!持論なのだけど、ヨチンの曲って(これもペンタよろしくタイトル曲だけ聴いて言うけれど)どこか古い感じがある気がしている。いい意味で!小室哲哉サウンドというか、90年代~2000年代前半くらいのポップス感があるなぁというのが個人的な印象だ。でも、それでいて懐かしさの中にどこかちゃんと今っぽいアレンジも入ってるから古びた感じにならないあたりが良い。このグループも方向性がはっきりしてるんでしょうね。ペンタとは逆に、この子たちにはこれからも変わらずに彼女たちだけの空気感を貫いてほしいな、なんてニワカの勝手な願望。

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にしても、歌唱力がはんっぱなかった。歌が巧すぎてびっくりした。勿論可愛いんだけど、それよりもかっこいい!!って思いながら観ていた。一切音外さなかったものだから、「え、生歌だよね?」と疑いたくなったレベル。凄かった。彼女たちのコンサートにはお金を払いたいなと本気で思った。

ヨジャドルのライブって行ったことないので新鮮だった。最初の方にも書いたけれど、これがKCONの魅力だね!曲は聴いたことあっても、普段の声はほとんど聞いたことがなかったから、何よりもMCの声が高いことに違和感があった(笑)

 

Block B

そしてぶろび!はもう、zicoさんしか見えませんでした………かっこよかった………

以前、セブチのメンバーがアメリカに滞在中、オススメ曲をSNSで投稿してくれるというのがあって、その中にzicoのソロ曲があったんですよね。そーれがもうドツボで。曲が。最高すぎて。このメロウな感じがとてもとても好きです。それ以来、密かに気になる人ナンバーワンです。

その曲がこちら。まずサムネイルからしてイケメンじゃないですか。顔が好き!←

youtu.be

彼の第一印象がこの曲だったので、あとから他のソロ曲を聴いてみたらもっとゴリゴリしていてびっくりした。実はゴリゴリのヒップホップミュージックって結構苦手意識があるのだけど、この人のはちゃんと聴いてみたいなぁと思っている。

個人的にとっつきやすかったのはこれかしら。ほら、やっぱりサムネがイケメン←

youtu.be

 で、zicoさん、ブロビのリーダーであり、作詞作曲プロデュース担当という多才な人らしい。ソロ曲とグループ曲で結構曲調が違うのに、同じ人が創っているって凄い。音楽の幅が広いんだろうなぁ。

KCONで披露してくれた最新曲のYESTERDAYはメロディーがキャッチ―で超楽しくなれる感じで、会場も盛り上がっていてすごく楽しめた!

youtu.be

 SEVENTEEN

待ってましたセブチ~!大トリということで、最早単コンか?と見まごうほど会場に煌めくカラットのペンライト。そして掛け声の大きさが桁違い!ちょっと誇らしい気持ちになった。

直前でバーノンの不参加が発表され、無念の12人でのパフォーマンス。もちろんセブチはいつだって最高なんだけど、やっぱり一人でも欠けていたら寂しい。スングァンがちゃんとバーノンは心配いりませんってフォローを入れてくれていて、それが実際どの程度かなんてわかんないけど、少しは安心した。私たちもだけど、スングァンをはじめとするメンバーもだし、何より韓国でひとり残っているバーノンが一番寂しいだろうなぁと思うと、胸がきゅっと締め付けられるような気がする。早く良くなるといいな。

昨日はジュンがほんっとうに調子良さそうで、すっごく楽しそうだったしすっごく調子乗ってたし(笑)、カメラに抜かれたときのキメ顔の決まり具合が半端じゃなかったし、控えめに言って宇宙一かっこよかった。このところ少し心配になることが多かったので、その姿を見ることができて最高の気分だった!今思い返しても口角が思わず上がってしまう。気持ち悪いのでやめましょうね。

そうそう、時系列が前後するけれど、サプライズステージでの登場は全く予期していなかったから、あの時は本当に心臓が狂うかと思った。曲選もBeautifulって、かなり意外性のあるものだったから嬉しいやら驚くやらで。イルコンのアンコール曲だったから思い出深い曲です。そして何よりも、衣装が本当に素敵だったのですよ!!


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©the innocence

個人的にジーンズオンジーンズというスタイルが大好きなので、もう大興奮!!とっても似合ってた!またいつかこの衣装着てくれないかな〜!もう一度拝みたいな〜!!

そして本番も良かった……
まさかぶんぶんのイルコンリミックスをまた聴けるなんて思っていなかった!!あのリミックス本当に大好きで大好きで、WOWOWで放映された映像も、youtubeに上がっている動画も何度も何度も繰り返し観て、夢にまで観るほどだったから、一音目を聴いた時に、頭で理解するよりも先にまず体が反応した。一瞬遅れて状況を飲み込んでからはひたすら叫んだ。最高だった。

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©vivi960610

あっきんだもマンセもとっても楽しかったし、メンバーも楽しそうだったし、幸せな時間だったなぁ。一瞬でも参加を逡巡したのが馬鹿らしくなるほどに価値のある時間だった。幸せな気持ちに浸りながら3人で帰途につきました。そのあと電車の運転見合わせで帰るの大変だったけど。

 

でもね、少しだけ文句を言いたい…!運営さん、聞いてますか!

まずカメラワークが悪すぎる。K-POPに興味のない人にすれば全員同じ顔に見えてしまうのかもしれないけど、誰がどのタイミングで歌うかくらい把握しとけよ。リハーサルしてるんでしょ?何のためのリハ?あるメンバーの見せ場パートの時に、他のメンバーを映すな!「やべえ今歌ってるの誰だ!?」というカメラマンの狼狽が画面越しに伝わってくるレベルで、慌ててカメラを動かすものだから、スクリーンに誰も映っていない時間が多すぎる。私たちは壁を見るために金を払ってるんじゃねぇんだよ。

それからあの超縦長のちっさいスクリーンは一体なんなんだ。おかげでカメラワークの粗が余計に目立つ。K-POPアイドルの魅力の一つはメンバー同士での絡みだというのに、一人分しか映せない幅のスクリーンに存在価値なんかあるのかって話ですよ。

しかも合間のMCでは、その縦長スクリーンの横幅に合わせて横長の映像を流すものだから、とてもじゃないけど小さくて何が映っているのかさっぱりわからない。字幕も読めない。スクリーンをあの形にするなら映像のアスペクト比も一致させるべきだったし、そもそもあの縦長スクリーンは観客誰一人として求めていなかった。断言しよう、あれはクソだ。

あともう一つ文句を付け加えるならば、前列の方にいたセブチペンが高々とボードを掲げるせいで、後方の私たちの視界がかなり遮られてしまったこと。前方とはいえステージから少し離れたところで、たぶんステージ上の彼らからは見えない位置だっただけに、いや落ち着けよ、とささくれた気持ちになりました。気付いてもらいたいのはわかるけれど、最低限のマナーは守って応援しようぜ、という話。

とまぁ、不満は残るけれど、行ってよかったなという雑な日記でした!とても楽しかった!

そうこうするうちに、いよいよあと20分でカムバ……!
ひゃ~どうしよう。もうティーザーの時点で何度も心臓発作を起こしかけたというのに、ついに今日フルで聴けるなんて。そわそわしてバイトに集中できません。(今は休憩中)

さて、カウントダウンVライブ放送してくるみたいなので、休憩残りで見るぞ!あんにょん!

推しがまたペンミに来ません

セブチイルコンの衝撃が凄まじくて、勢いでブログを作ってから早2ヶ月ちょいが経過したわけですが、セブチにハマるよりもずっと前からハマっていたEXOの記事を一度も書いたことがない。東京ドームコンは思い出すには時間が経ちすぎているし、ペンミのレポでも書こうかなと思っていたのだが、その気持ちも萎えてしまった。

そもそも複数グループを同時に追うことができるほどキャパの大きい人間ではないこともあり、セブチ沼に落ちたこの2ヶ月は本当にそっちのことしか考えていなかったと言っても過言ではないのだが、EXOを前ほどがっつり追わなくなったのはそれだけが理由ではない。

私はレイちゃんが好きだ。……といえば、大体察しがつく方もいるだろう。

作詞も作曲も編曲も歌も演技も、踊りもこなせるかと思えば、可愛いからかっこいいまで色んな顔を持っていて、そのどれもがとびきり魅力的な张艺兴という人が、大好きだ。

そんな彼に、またひとつ、いやふたつ、「不参加」のタグが増えた。日本のペンミ、そしてまさかの韓国のアンコンまで。いつまで続くのだろうか、これ。

この件は、すごくデリケートな問題だ。憶測もかなり含まれているし、間違いもあるかもしれない(あったらご指摘いただけると嬉しいです)

同じようにレイちゃんを好きな人々の中でも考え方は様々だ。しがないオタクのつまらんブログを読んでくださるだけでも有難いのに、これを読んで気分を害される方がいらっしゃったらとても申し訳ないと思う。

あくまで、数多いるレイペンのうちの一人の言葉に過ぎないということを、どうかご理解ください。

 

"EXOの" LAYと付きまとう脱退の話

私がEXOを好きになったのは、2015年の年末だった。この頃からレイちゃんはかなり中国で活動しており、EXOとしての活動も欠席することが増えていたようだ。この辺りは私はリアルタイムの情報じゃないけれど、その年のワールドツアー "EXO PLANET #2  - The EXO’luXion" の日本公演に不参加になって、同じくレイペンの友人が落胆していたのはよく覚えている。私が初めてこの目でEXOを観た2016年5月に武道館で行われたペンミにもやっぱりレイちゃんはいなかった。

ほとんどの活動が当たり前のように8人で行われることにもやもやしていたけれど、6月にMONSTERとラキワン、そしてリパッケージのLottoでカムバックした時は久しぶりにばっきばきのレイちゃんのパフォーマンスを見ることができて、すごく嬉しかった。

2016年後半にはカイくんも怪我から復帰して、9人揃ったステージを観る機会が増えた。名古屋公演には来られなかったけど、日本にもちゃんと来てくれた。東京ドームコン、私が初めてレイちゃんに会った日。忘れもしない。目を奪われるってこういうことを言うのか、と思うくらい、彼しか目に入らなかった。12人時代をリアルタイムで知らない私にとっては9人のEXOが完全体だから、やっぱり言葉にできないくらい嬉しかった。なにより、安心した。この頃、まだEXOのLAYでいてくれるんだ、と感じた人は多いと思う。

それでも、脱退の噂は、クリスとルハンの脱退、個人事務所の設立、そしてタオの脱退から今日に至るまでずっと囁かれ続けているし、レイペンはいつでもその不安を抱えている。

年末ごろだったか、彼のweiboのプロフィールからEXOのメンバーである旨の記述が消えた時には、特に噂は盛り上がりも見せた。けれど同時に、これは中国による"禁韓令"の影響が強いとの意見もちらほら目にした。そもそも禁韓令自体が公式に認められているものではないので断定することはできないけれど、確かに、f(x)のビクトリアmissAのフェイGOT7のジェクなどなど、中国籍K-POPグループメンバーはプロフィールにグループ名の表記がないことが多い(ジェクは詳細欄には書いてあるけど)のは、邪推したくもなるというものだ。彼女たちが元から記載していなかったのか、それともどこかのタイミングで削除したのか私は知らないから、憶測にすぎないが(※追記 ビクトリアのグループ名表記削除は2016年5月だったらしいので、これに関しては結びつけるのは強引かも)。でも、もしこれが関係しているのだとすれば、中国の韓流締め付けの大きな要因と言われるTHAADの韓国配備が決定した2016年7月以降、むしろレイちゃんは、逆風のなかEXOの文字を残そうと年末まで粘ったんじゃないか……なんて考えてしまうのは甘いのだろうか。

 

ペンミの不参加と非難の声

今年のペンミにも不参加だという連絡が来た時には、もうそこまでショックは受けなかった。誰もが予想していたことだったからだ。ペンミに応募しようか迷ったレイペンは私だけではないはずだ。それでももしかしたら、という期待を込めて13000円を振り込んだ。その期待は、やっぱり満たされることはなかった。覚悟していたけれど、やはり遣る瀬無さはある。

運営に対する憤りはある。「スケジュール調整がつかない」の後ろに、どれだけの大人の事情が隠れているのか私にはわからないけれど、最初からわかっていたはずだ。レイペンの期待に付け込んでお金だけ巻き上げて、やっぱり来られませんすいませーん、で怒らない人がいるだろうか。

この怒りが、不信感が、私のように運営に向かうか、それともレイ個人に向かうかが、人によって違うということなのだろう。でも、やっぱり推しが叩かれるのはすごくつらい。アウトタグで検索すれば、彼を罵倒する言葉なんていくらでも出てくる。日本でさえこれなのだから、韓国での活動不参加でも随分と叩かれてきたことだろう。

もちろんそういう人ばかりではない。ペンミの不参加が決まって、レイ推しでなくても悲しんでくれたり、一緒に怒ってくれる人も、レイちゃんのことを心配してくれる人も沢山いた。レイちゃんを愛してくれる人たちなんて、レイちゃんを叩く人たち以上に沢山いる。それだけの魅力がある人だ。

それでも、悪意のある言葉というのは、良い言葉以上に鋭さを持っているものだ。彼の耳に、それらの言葉が入ってこないはずがない。そしていくら彼が強靭な意志の持ち主で、ここまで仕事に邁進するだけの強さを持っている人であったとしても、傷つかないわけがないだろうと思うのだ。だって、私に向けられているわけでもないのに、見ているだけでつらくなる言葉たちが、自分に向けられているって、それもう想像を絶するじゃん……

それを考えたら、もういいよと言いたくなる。無理してEXOであろうとしなくても、いいよ、と……。

私だって、EXOのLAYでいてほしい。当たり前だ、だってEXOにいるレイちゃんを好きになったんだもの。メンバーと楽しそうにしている姿を観たい。それでこっちまで嬉しくなれるから。でも、それは、レイちゃんが本当に幸せであるなら、の話だ。

外国人。同郷のメンバーたちの脱退。母国の韓流締め出しの風潮。これだけでも辛い想いは嫌というほどしてきたことだろう。私には、それを量り知ることすらできない。

それに、韓国での仕事にブランクが空けば空くほど、きっと韓国語は話せなくなっていく。私だって大学1・2年の頃はバイリンガルを名乗れるくらいには英語を話せたけれど、使う機会が減ってからめっきり喋れなくなった。言葉というのは使っていなければそれだけ衰えていくのだというのを、身をもって実感している。

しかも、いくら現代に様々な連絡手段があるとはいえ、近い距離で一緒に仕事をすることが多い8人とは、共通の話題もなくなっていくだろう。

そんな状態で久しぶりに再会したとして、お互いに悪気はなくとも、そこに、空気の違いはどうしても生じてしまうのではないだろうか。それを抱えたまま、このままで居続けるのはあまりにもしんどくないかな、などとモンペレイペンは勘ぐってしまうのです。

今書いたのはあくまで私の勝手な推測、もとい妄想だ。そもそもレイちゃんの晒されている立場についての議論は、推測の上にしか成り立たない。レイちゃんが何を考えているのか、どこまでがレイちゃんの意思で、どこからがSMの意思なのか、何が正しいのかなんて誰にもわからない。その曖昧さが、批判派と擁護派両方を生み出しているのだろうけれど。

 

「国の問題だから仕方ない」のか?

レイちゃんの活動不参加は中国と韓国の国交悪化が原因であるという説はまことしやかにツイッターでは広まっていて、「国の問題なら仕方ないよね」という雰囲気はかなりある。というより、私自身、このブログを書くまでそうだと思っていた。

韓国のTHAAD配備が両国間の軋轢を生んでいるというのは確かだし、それによって中国が韓国エンタメに対して嫌がらせのようなことをしているのも、どうやら本当っぽい。だから、無関係だとは言わない。会社の方針として中国人であるレイちゃんの「使い方」に影響を与えている面はあるのだろう。

でも、それが一番の、直接の原因だろうか?友好関係に戻ったら解決するものなのか?

だって、SMに所属する中国人メンバーは何もレイちゃんだけじゃなくてさっきも挙げたf(x)のビクトリアとかNCTのウィンウィンくんとかいるし、JYPも先述missAのフェイとかGOT7のジェクとか、Pledisならセブチのジュンとかミンハオとか、最近だとPRISTINのギョルギョンとかもデビューしたし……K-POP歴浅い私でもこれだけパッと思いつくくらいだ、たぶんもっといるんだろう。もし本当に中韓問題が理由ならば、彼らの活動にも支障が出ていてもおかしくない。でも、そういう様子は見られない。

じゃあ、彼らとレイちゃんとの一番の違いってなんだって考えてみると、中国での活動をしているかどうかっていうところに行きつく。

EXOはもともと中華メンバーが4人もいて、同じ内容のCDを2か国語で2パターンリリースするくらい、中国をターゲットにしてプロデュースされたグループだ。結果的に3人が脱退するというSMには不本意な結果になったとはいえ、EXOとしての知名度はかなり大きなものになっただろう。アイドル達を馬車馬のごとく働かせることで悪名高いSMが、残ったレイちゃんだけでも中国市場の駒として使おうという発想をしているのは不自然ではない。しかも、EXO-Mの残った3人で活動するより、レイちゃん一人の方が機動性もいい、という流れで個人活動を推していく方針になったのではなかろうか。

だからTHAADの件がなく、両国が今も良好な関係を築いていたとしても、今のレイちゃんの状況というのは、中国をターゲットに定めてしまった時点である程度避けられなかったんじゃないだろうか……というのが私の考えである。逆にいえば、国交回復すればこの状況も変わるかもしれない!とかいう望みが絶たれることをも意味するわけだけど…

あと、中韓関係が原因だと、日本活動への不参加への説明がどうにも腑に落ちなくなってしまう。ペンミに来ないことで、日本のファンを蔑ろにしているという声もあったけれど、ソロアルバムの歌詞カードに、韓国語と英語だけでなく日本語の訳まで載せてくれたレイちゃんだ。日本のファンの存在を忘れているだなんて、絶対に思えない。あのアルバムを開いた時、私は嬉しかったんだよ、すごく。

 

ではなぜ大陸活動優先なのか

とはいえ、少なくとも今のレイちゃんが本国活動を優先していることは間違いない、残念だけど。それを理由にEXOの活動や韓国や日本のファンを軽視していると非難することだって簡単だ。

でも批判派は脱退しろと叫ぶけれど、結局、脱退させてくれないのはSMの方だろう。クリスとルハンですら、グループは脱退したし個人事務所も設立はしたものの、2022年まではSMとの契約下だ。つまり、二人が中国で稼いでも、そのいくらかはSMの懐に吸い込まれていくのだ。怖すぎるだろこの会社。

国策としてエンタメ輸出を推している韓国にとって、中国はとても大事な市場だ。しかし昨今ではただでさえ韓流への逆風が吹き荒れているうえ、中国に限らず韓流の勢い自体が衰え始めていると報じるメディアすらある。そんな状態で、エンタメ業界トップ企業であるSM(=国との結びつきも相当強いはず)が、中国で絶大な人気を獲得しつつある张艺兴をみすみす手放すことはできないんじゃないだろうか。

レイ自身が2015年4月の時点でなんの意図をもって個人事務所の設立を希望したのかはわからないけれど、現地での活動をするにあたって現地事務所の方が有利になることはたぶん色々あるのだろうし、SM側も設立の意義があると感じたからこそ承認したのだろう。「個人事務所」というと完全に独立したような印象を受けてしまうけれど、クリスやルハン同様、実質はSMの現地子会社みたいなものだから、レイちゃんが稼いでも利益は確実にSMに入るのである。実際、中韓関係の雲行きが怪しくなり始めた2016年8月時点でSMエンタの中国内での株価は下がっているということもあるようだから、個人事務所の方がSMの名前で売り出すよりも安定した利益が予想できるのかもしれない。先見の明だったといえる。

ここからもやはり推測だけれど、SMは中国での市場確保のための駒として、レイちゃんを使いたい。となると、優先的にそちらの仕事を受けることになる……ということになるんじゃないのかなあ。韓国内からの批判は当然予想できただろうけど、EXOとしてのブランドイメージの低下による打撃と、彼の個人活動によって確保できる中国市場の利益とを天秤にかけた時に、どっちが儲かるかは瞭然である気がする。だってEXOは8人でも儲かるんだもん。8+1のマーケットの方が、9単体よりもでかいんだよ。そういうことだよ。

結局、どっちが金になるかという話なのか…と脱力したくもなるが、SMがそういう会社だというのはよくわかっていた気がする。

 

EXOで居続ける理由

でも、いくらSMが強いとはいえ、やっぱりレイちゃんがEXOを辞めないのはやっぱりレイちゃん自身の意思があるのだろう。

だってもし本当に中国での活動に専念したいのなら、脱退して専念することだってできなくはないはずなのだ、ルハンたちがそうしたように。そうせずに、こんな状態になってまでEXOに残り続けてくれているんだよ。どこに行っても批判され続けて、それでも倒れるくらいに仕事に勤しむなんて、生半可な覚悟じゃできないはずだ。

そうまでしてレイちゃんをEXOに留まらせるものが本当のところなんなのかは、私にはわからない。メンバーへの愛かもしれない、イ・スマンへの忠誠心かもしれないし、単純に契約期間の問題かもしれない。

それとも、ファンがEXOのLAYを望んでいるから、かもしれない。盲目と言われても構わない、レイちゃんはそういう人だと私は思う。誰かのために、自分を犠牲にすることができる強くて優しい人だ。

でも、どれだけ本人がそれに納得しているのだとしても、レイちゃんがしんどかったり辛かったり傷ついたりすることがあってほしくない。傷つくべき人なんて、この世界のどこにも存在しないと信じているから。有名人だから誹謗中傷していいなんてこともない、有名人だから体調不良でも働かなきゃいけないなんてこともない。スーパーマンなんかじゃないんだから、普通のニンゲンなんだから。

LAY、そして张艺兴両方として存在し続けるために身も心も擦り減らしてほしくはないのだ。チャン・イーシンという人が壊れてしまったら、LAYも张艺兴もあったもんじゃない。少しくらい、努力努力再努力を忘れたって、バチは当たらないよ……。

私は、彼に幸せでいてほしい。たとえEXOを脱退しようが、結婚しようが、芸能界を引退することになろうが、あの笑顔がこの世界のどこかに存在してくれるならそれでいいと本気で思う。

だから、どうか。無理をしないで。

会いたいって思ってごめんね、と思う。
それでもレイちゃんが会えるところにいてくれるうちは、会いに行けるように就活頑張るから、レイちゃんはお願い、頑張りすぎないでください。

 

youtu.be

最後に、レイちゃんの才能の結晶であるこの曲を置いて締めくくろうと思う。毎朝目覚ましにしてる曲。朝聴くたびに、レイちゃんが頑張ってるんだから自分も、と思える、元気になれる曲。宝物だよ。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。未熟な小娘の勝手な憶測ばかりで恐縮です、鵜呑みになさらないようお願いします。あくまで私個人の考えだということを改めて強調しておきます。

 

早く就活を終わらせたい。잘자용!

深追いしないけど、な人たち

ハマっちゃダメだと思えば思うほど、Youtubeで動画を漁る手が止まらなくなりますね。本気でしばらくアイドル断ちしないとやばいんじゃないかってくらい実生活に支障出まくりです。あか~ん。

ということで、そんな放浪の結果、色々と気になる曲とか気に入った曲にいくつか出会ったので、例のごとく備忘録。

1.Pristin "Wee Woo"

最近の本命セブチの事務所から後輩ガールズグループがデビューしました~!

っていうのは少し前の話で、当然私のタイムラインでも結構そのことで賑わっていたし、画像や映像もちらほら流れてきたりして、一度はMVも見てはいたのだけども、どうもぴんと来ていなくて、ふーんって感じだったんだよね。もともとガールズグループはそんなに突っ込んで聞いていないので。メンバーの見分けがちゃんとつくのはTwiceと、かろうじてBLACKPINKくらいだもんなぁ。曲はRed Velvetとか好きでたまに聴きますが。

というか私、元来同性の集団というのが結構苦手なのだ。女子校だった中学校時代で色々あった影響なのかわからないけれど、一対一なら仲のいい子はそれなりにいるものの、4人以上になると、なんだろうな、なんか馴染めない。中高一貫だったにも拘わらず高校受験して共学に進学するくらいには無理だった。
しかも彼女たちは、死ぬほど努力をして、美を磨いて、これでもかってくらい他者と比べられるような、想像するだけでしんどい世界で生き残ってきたような強さを持った子たちなわけじゃないですか。私どちゃくそヘナチョコ人間なので、理解も共感もさっぱりできないのよね。こうやってアイドルやるような子たちが、例えば同じ学校に通ってたとするじゃない。間違いなく勝ち組でしょ。きらっきらしてるでしょ。出来ることなら関わりたくないタイプだよ。一生かかっても自分がそうはなれないと思うからこそ、本能的に怖い。
でも私も性自認が女性である以上、少なくとも「女」っていう社会的な括りとしては同じところに存在している(勿論それ以外かすりもしてないけど)。だから余計に、(烏滸がましいとは重々承知しつつ)劣等感を刺激されたりもしてしまう。そんなわけで、ガールズグループっていうのは、どうも踏み込みにくい世界なのです。異性であれば、自分とは切り離して楽しむことができるのにね。

そんな感じで、全然興味ねーなーと思ってたんだけど、今になってじわじわと来ています。え、かわいくね?

 
youtu.be

たぶん、最初心が動かなかったのは、特に曲に惹かれなかったからだと思う。あくまでメロディラインの話だけど、どうもがっと心を掴まれなかった。あと、MVを観て、雰囲気の作り方がすげーTwiceじゃん、って。恐らくこう感じたのは私だけじゃないと思うけど、世界観がもろ "OOH-AHH하게" っぽいんだよね。二番煎じならあえて見るものでもないかな~って思っちゃったのが正直な第一印象だった。

でもツイッターで画像と共に歌詞の部分的な和訳が流れてるのを見ているうちに、だんだん気になってきて。だって歌詞、死ぬほど可愛い。すっげーモテる女の子が意中の人にだけは振り向いてもらえなくて想いを募らせてるっていう、可愛い子だけに許された曲。

先日がっせの曲についての記事でも書いたのだけど、彼らの初期曲と同じように、恋愛によって自己が補完される若い年頃特有の不安定さみたいなものが、この曲にもあると思う。自分でも可愛いのわかってるし、モテるのももちろん自覚アリ、欲しいものはなんだって手に入るはずなのに、肝心の好きな人の目に留めてもらえないというその事実が、この子たちを完璧たりえない普通の女の子にしている。今のこの子たちにしか歌えない曲だな~と思うのですよ。

しかもMVで魔法がんがん使ってるからね。Twitterで見かけた意見の受け売りで恐縮ですが、魔法使ってまで落としてやるっていう、狩りに行く女の子のしたたかさがあざとい。

初見で「うわ、かわいい」と思ったのはギョルギョンちゃんだった。韓国顔って感じじゃないな~と思っていたらやっぱり中国の子でしたね。名前のインパクトが強くて一発で覚えた。

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今のところ、ギョルギョンの他にナヨン、ウヌ、シヨン、カイラは覚えました。でも残りのメンバーも顔の系統は結構違うし、わりとすぐ覚えられそうな気がする。シヨンちゃんがすっげ~気になります!かわいい!

 

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…とここで突きつけられる、2000年生まれという容赦ない事実。えええ。現実つら。
パート割的にかなり事務所から推されてるメンバーな感じするので、今後もいっぱい魅せてくれるのでしょうね~。楽しみだ。

ナヨンちゃんもなんか目を惹かれるな~。正直シヨンやギョルギョンのように、誰もが認める美人ってわけではないけど、丸顔だからか健康的な印象。なんかよくわからんけど、好きな雰囲気の子。

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あとウヌちゃんの表情の作り方はとってもいいと思います!アイドル~!って感じ。しうちゃんにそっくり。

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とまぁそんな具合に、PRISTIN、ちょろちょろ追っかけてみようかな~くらいの気持ちにはなっています。どうしても怖くて踏み込めなさそうなので、しばらく顔ペンだと思うけど。

 

 

2. Highlight "It's Still Beautiful"

次。今日だけで何回聴いたかわかんないってくらいドツボにハマった曲。

youtu.be

 歌詞は…こういっちゃなんだけど、まぁベタな失恋曲って感じではあるけど…
とにかくメロディラインがドツボです~~~!

私たぶん、そもそも恋愛曲ってのがあんまり好きじゃないんだろうなあ、とガッセの記事を書きながら思った。恋愛曲がほとんどのK-POPペンとしてはつらいけど(笑)

"Plz Don't Be Sad" でカムバで1位とったっていうのをタイムラインで見かけてなんとなく聴いてみただけだったので、元BEASTの再始動形だっていうのをついさっき知って驚いた。

一時期テヤンの "Eyes, Nose, Lips" を狂ったように聴いてた時期があったけど、あれと同じような位置づけの曲だなあ。たぶんしばらく聴き続けるんだろうと思う。

3. BLACKPINK "STAY"

youtu.be

なんに関しても雑食なので、どんなジャンルのものでも楽しめるタイプではあるのですが、なんだかんだ個人的に一番良く聴くのはゴリゴリした曲よりも、本人の声がよく聞こえるものが多いかもしれない。日本のアイドルにはとても疎いので比較するつもりはないのだけど、韓国アイドルの歌唱力には、わかっていても「アイドルってこんな歌えるもんなの?」と毎度驚いてしまう。私の中でのアイドルの概念を遥かに越してくる声を、それぞれが持っていると思う。そんな宝物みたいな声を、ごりごりの音楽で覆っちゃうの、勿体ないじゃん。もちろん、ごりごり系もあってこそ、こういう曲の魅力が引き立つというのはおおいにあるのだけど。

Blackpinkはロジェちゃんが好き。でも4人皆可愛いし歌もダンスも上手いし好き。

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©PCY.COM / Official

あとこのグループ衣装がさいっこーーーーーなんですよね…!良いスタイリストがついてるんだろうか。

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©Kim, Jennie.

この子たちもガッセと同じく、なんていうか「作り物感」の少ないアイドルだなあという印象。いや、ぜんっぜん何も知らないんで、偉そうなこと言ってすみませんって感じなんですけど、あくまで、印象ね。そのままの彼女たちが放つ美しさみたいなものがあるよなあと思う。この曲は特にその雰囲気が調理されずに伝わってくるので好き。

4.TAEYEON "I" feat. Verbal Jint

youtu.be

最後!これは全然最近の曲じゃないけど、定期的によく聴く曲。

少女時代のメンバーは正直かなりあやふやで、ぶっちゃけるとテヨンは、認識するよりも前に「ベクの元恋人」というイメージが先に入っていた……なので正直な話、いくらベッキョンが推しじゃなくて、ペンになるより前の熱愛なんて興味もないとは言っても、取り立てて良い印象もなかったわけですよ。

でも、この曲聴いて、全部吹っ飛ばされた。なんか鬱屈としてた時期に出会った曲だったんだけど、サビの美しく伸びる声が爽やかな風のように私の中を吹き抜けて、嫌な感情を全部絡めとっていってすーっと体が軽くなったような感覚になった。何度聞いてもその感覚はすり減らないし、まさに奇跡の歌声なのだと思う。

そう!この曲は恋愛曲じゃない!
テヨンのソロ曲はどれも結構好きなのだけど、この曲が一番好きなのはたぶんそこ(笑)

なんというのか、私恋愛ってそんな美しいもんだと思ってないんだと思う。たぶん。美しくないし、全然世界の全てじゃない。いくら私が今の恋人のことを好きだって言っても四六時中相手のことを考えているわけじゃないし、相手だってそう。

でも、恋愛をテーマに歌を作ろうとしたら、そこにはどうあがいても美化が入ってしまうし、まるで恋こそ全てであるかのような強調がなされる。そのギャップに今一つ納得がいかない。Pristinの曲がいいなと思えたのは、むしろ思いっきりファンタジックに振り切っているからかもしれないなあ。

 

とまあそんな感じで、EXOとセブチ、BTS、ガッセ以外で聴く曲の覚書でした。
まじでけーぽについて考えてると平気で夜明けるから怖い。さあ寝よ寝よ。

GOT7 "Never Ever" に関する偉そうな独り言

ああ~書きたいことが溜まっていく。根っからの記録中毒なので、外的な刺激に対しての自分の反応は全部言語化して残しておきたいタイプなのだが、そういう意味でいうとアイドルというのは刺激が強すぎて、言語化にも莫大なエネルギーを要するのだ。そもそもからしてアイドルは芸術的な、抽象的な存在として発信されるので、読書感想文とかよりずっと難しい。この記事だって書くのに10日くらいかかってますからね。執筆効率あげたいんだけどな。どう考えても需要と供給が歪な関係にある。どうでもいいけど、ハングルばっか見てるせいで、歪って漢字がハングルに見えるんですよね。なんなら推しの준(ジュン)って字に見えるんですよね。

色んな作品を観て、そのたびにびんびん琴線を揺らされる。とんでもない世界に足を突っ込んでしまったものだ、と思う。今年はSMが本気を出して怒涛のカムバをかましてくるようだし、他グループにしてもカムバの噂を耳にする。大本命セブチもそろそろだと思われるし、どうにかして早く就活を終わらせないと、私の未来を棒に振ることになりかねない、冗談抜きに。適度に追いかけるという器用なことができないのだ、私は。

ということで、セブチのイルコン感想レポもひとまず後に回して就活に集中しようと覚悟を決めたはずだったのだが、先日公開されたGOT7の新曲があまりにも良すぎて、筆を執らずには居られなかった。本当はBTSの新曲が出た時点で衝動に駆られてはいたのを我慢していたのに…。ということで、GOT7の新曲についての超個人的感想録。BTSの "Spring Day" と "Not Today" もこれまたすんばらしく素晴らしいので、そのうち書きたい。

本題に入る前に、この記事は一介のニワカが書いたものだということを、あらかじめ断っておかなければならない。どれくらいの人が読んでくれているのかわからないけれど……。とにかくこのブログは主観的な言葉ばかりなので、正確性とか求められたら困る。がっせに関しては、メンバーの見分けはつくけれどCDは買ったことがないし、本名や年齢の順列すらも怪しい、というレベルだ。タイトル曲のMVはそれなりに見ているけれど、これ以上ハマったら私の生活が立ち行かなくなるという危機感から、努めて突っ込まないようにしている。調べたら終わり。練習動画とか見始めたら終わり……。

そんな感じでゆるっと追ってますが、がっせで推してるのはユギョムです。初めてがっせを観た時に好きだと思ったのはヨンジェなんだけど(顔がドストライク)、HIT THE STAGEで踊るユギョムを観て落ちました。死ぬほどかっこいい。

この子182㎝と長身なうえに、手も足もばかみたいに長い。これはダンス歴の長い友人に聞いて知ったんだけど、身長が高くてリーチの長い人というのは、そうでない人に比べて動きをまとめるのが難しいらしい。素人考えだと、振りが大きく見えるから巧く見えるものかと思っていたのだが、逆なのである。(確かにチャニョルを考えてみればわかる)

それでこの巧さである。ちなみにひとつめのリンクは、K-POP界の並みいるダンス強豪勢を抑えて堂々のファイナルマッチ優勝を果たしたステージ。ファイナルマッチ優勝ですよ?すごくないですか。すごいんですよ。

でも他のステージもめちゃくちゃかっこいいので暇な人はぜひ見てください。ちなみに私はこれでNCTのTENくんも気になっているところです。彼も表情がとっても素敵。手を出したら終わりだと思って堪えてます。

2つ目とか、周りの衣装がド派手なのにユギョムはシンプルにスリムなブラックで勝負してくる辺り超かっこいいでしょ…。踊るときの表情をしっかり作りこむ人が好きです(悲しいかな、元恋人の影響である)

やべ、本題に入ってもないのに長く書きすぎた。仕切り直してがっせ全体の話に移る。

がっせが素晴らしいなあと思うのはずばり、声である。それぞれの声がかなり特徴的で聴き分けやすいこともあるのだが、何よりもグループ内の声質のバランスが素晴らしい。

優等生的で透き通った声のヨンジェと、浮遊感のある声質のジニョン。この二人は、声に含まれる息の割合が高くて、触れようとしてもすり抜けてしまうような不安定さが似ている。聞いていて不安になる、っていうことではなくて、雲みたいな感じなのだ。でもヨンジェの声は無色透明だとしたら、ジニョンは青。ヨンジェの声は中心から外に向かって広がっていくけれど、ジニョンの声は周りから包み込んでくるような感じがあるというのが違うかな。とにかく空とか宇宙とか、そういう空間的な広がりのある声だと思う。

JBは同じくボーカルラインでありながら二人とは完全に異質で、どちらかというとラップラインに近い。芯がしっかりと通っている、実体として「そこにある」感じがする声。

ユギョムの声質はヨンジェ・ジニョンとJBの間の、どっちかというと前者寄りに位置するのかなぁ……曲によって意識的に声質を変えて歌うタイプな気がする。芯はあるけど、ゴムみたいに柔軟で変幻自在。それこそ、この曲の歌い出し部分はJB・ラップ側に尖らせてきてるし、逆に "니가 하면" なんかはヨンジェ・ジニョン寄り。

対照的に、ラップライン3人は、なんというか直線的で鋭いし硬い。ヨンジェ・ジニョン(+ユギョム)の声が立体的で、空間に存在するすべてのものを等しく振動させるものだとしたら、ベムちゃんやマーク、ジェクから発された音は寄り道せずにまっすぐ耳に届くような感じ。あ、ジェクは硬いけど尖ってはないな。ただ質量が重い。この3人は総じて地に足の着いた安定感がある声質なのよね。

空属性のヨンジェ・ジニョン・ユギョムと、地面属性のベムちゃん、マーク、ジェク。間に入るJBはさしづめ地面に根を張り空にのびる木とでもいえるのかな?さすがリーダー、がっせワールドの幹ということか(むりやり)。

前置き(?)が長くなったが、新曲 "Never Ever" である。とにかく上述の声質のバランスの良さがとても活きた曲だと思うのです。

いやぁ…めちゃくちゃ良い。ユギョムのちょっと歪んだ歌い出しがすんごく良い。がっと掴まれた。ゆがんだ、じゃなくてひずんだ、ね。そこからのジニョン、そして地面属性ジェクと、パートの割り振りが秀逸。

ヨンジェ、さらに歌巧くなってないか…? "Ever gonna make you cry" って歌うところの声の伸び方がすごく綺麗。雑音が一切入らない感じ。

Flight LogシリーズもDepartureからTurbulenceと来て今回Arrivalということで一区切りついた感じがあるけれど、この後は新しいコンセプトになっていくのかなあ。このシリーズのコンセプト、ものっすごく好きなので、そうだとしたら残念だ。

というのも、2016年3月に出した "Fly" (5th Mini Album "FLIGHT LOG: Departure" 収録曲) 以降の、がっせワールドの確立っぷりが凄い。

それ以前のタイトル曲である "A" とか "Just Right" も可愛くて好きなんだけど、まぁ王道アイドルソングって感じなんだよね。でも "Fly" からの "Hard Carry" 、そして今回の "Never Ever" の流れは、うわ~、これががっせだ!って思った。たぶん、他のグループにはあの空気感は再現できない。

色調のバランスを崩して非現実感とかグループの個性を演出するのはメジャーな手法だが、特にFlyとNever Everの色調設定は絶妙だ。

Flyを初めて観た時、今までのがっせっぽくないなと思った。ところが、今回のNever Everを観て腑に落ちた。こっちが彼らのいるべき世界だったのだ、と。ちょっと土埃に煙ったようなくすんだ空をバックに、広々とした滑走路。色温度は若干高め、緑寄りに色がかぶっている。ついでに、若干明瞭度も下げてるよねこれきっと。コントラストゆるめ。

がっせって、良い意味で俗っぽい雰囲気をまとっているな、とこれを観て思った。綺麗すぎないというか、作り物感が薄いというか、曲と素の彼らとのギャップがないというか。「アイドル」という単語から連想するアイドルじゃないというか。

だから、Flyのこの空は、すごくしっくりくるものだったのだ。抜けるような青空でもなければ暗雲立ち込める曇天でもない、闇夜でもない、この妙な生々しさ。それでいて、どこか非現実的な違和感を伴う。ほとんど同じなのに小さなことが食い違っているパラレルワールドにいるような、現実と夢との境界線の曖昧さを感じる。でも、どれが現実でどれが夢なのかわからない。この微妙さ、危うさが、MVを観れば観るほど快感になってくる。

続く2作目のタイトル曲、2016年9月リリースの "Hard Carry" は、"Fly" とは対照的に彩度を強くしてコントラストを上げた色遣いで反対方向に振り切ってくる。THE ごりごり系。ヨンジェがつらいやつだなって見た瞬間思いました、はい(笑)

そこからの今回の "Never Ever" は、両極端だった前2曲を踏まえて落ち着いたなぁって感じ。全体的にすっきりした。"Hard Carry" 単体はそこまで好みじゃないのだけど、Flyとこいつありきでの今作だと言っても過言ではあるまい。今回のビジュアルティーザーが、それぞれを踏襲した2パターンを出してきていることを鑑みても、3つのバランスを意識しているのは明らかだ。

あのね~、ビジュアルが最高です。左側のFly系のビジュアル、この空の色ですよ!

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マークはさらにイケメン度増してるし、ユギョム美しすぎる!あとヨンジェがドツボ。この子どんどん垢ぬけていく。好きです。
どうせならと年齢順に並べてみたんだけど、ヨンジェ、94lineくらいだと思ってたわ。96なのね。

これ以外に2人ペアのビジュアルティーザーも上がっていてそっちも劣らず最強なんだけど、省略。これ以上長くなっちゃ救いがないからね。 

Flight LogのアルバムティーザーMVで終始意味深なジニョンくんがどうにも気になったので、アルバムティーザーを全部観て、解釈を色々ググってみたりもしたのだが、いまひとつしっくりくる答えは見つけられなかった。自分でも考察してみようとしたものの挫折。誰か考えて……。

この3作を通して思ったのは、あからさまな恋愛曲じゃない方が彼らの良さが出るな、ということ。"Fly" も "Never Ever" も、素直に歌詞を読んだら恋愛曲ではあるとはいえ主題はそこにない気がするんだよな。なんていうんだろう……体裁整えるのに恋愛というテンプレートが使いやすかっただけという感じというか、恋愛のこと歌ってはいるんだけど、心を全部そっちに支配されているような浮ついた若さを感じないというか、とにかく全然それっぽくない。あくまで主観だが。 "Hard Carry" に至っては完全に恋愛曲ではないし。

たとえばセブチの "예쁘다" とか、"아주 NICE" とか、ばりばり相手の女の子ありきの歌詞だし、がっせでも "A" や "Just Right" とかは間違いなくそうだ。さっきも書いた通り、いかにもアイドルが歌う恋愛曲。

それが "니가 하면" で関係を断ち切って、一皮むけた感じがあった。

からのFlight Logシリーズに入って今までと決定的に変わったのは、彼らの存在が他者に依存しなくなった、自立したという雰囲気かもしれない。しかも、シリーズが進むにつれてその感覚はどんどん強まっている。洗練された、精製されたGOT7がどんどん出来あがって来ている。"Never Ever" を観て感じた興奮は、そのことに対してに他ならない。

そう考えると、このがっせワールドの確立に至るまで、すごく計算されているな…。 "Girls Girls Girls" から始まって "A" "하지하지마" "Just Right" と、他者に自己を規定されていた少年たちが、"니가 하면" で恋愛と自己を切り離して、"Fly" で飛び立つっていう一連の流れがきちんとある。鳥肌ものでしょ。

K-POP歴が浅いもんで、この1年ちょっとで得た付け焼刃の知識しかなくて、いまひとつこの世界のことを理解しきれていないのだけど、グループのプロデュースってそういうところまで考えて行うものなの?凄い世界にはまっちゃったなあ…。

ともあれ、だからこそFlight Logが着陸してしまうのがとても残念なのだけど、同時に、次にどんな姿で帰ってくるのかがとても楽しみでもある。

ジャクソンが休養を延期したというニュースが昨日発表されていたけれど、7人の完全体での "Never Ever" も楽しみにしているよ。ゆっくり休んでね、じぇく。

最後にTHEアイドルソングと書いたJust Rightの音楽番組を貼って終わりにしまーす。

いや、かわいいよ?良い曲だし。でもがっせには、なんていうか、可愛すぎるんだよなあ……このコンセプトでセブチにやってほしい…!!!絶対可愛いから!!

あ~~~~~長かった!ここまで読む人いる?いないでしょ?
たぶん私は文章を短くまとめるのをもう少し練習した方がいいです。おかげで、就活で400字以内の文章をたびたび求められて超苦戦してます。というわけで、いかにがっせの新曲が素晴らしいかという話でした。あんにょん!